今年の 音楽活動を振り返る(その2)

バンドでの演奏と一人での弾き語りは団体旅行と一人旅くらい違う。

バンドで演奏する時には話し合って演奏曲を決め、曲構成やアレンジなど決めたことを忠実になぞって、曲を完成させる。

自分の「この曲がやりたい」が通らないこともあるし、「ここはこんなふうに演奏したい」が通らないこともある。

団体旅行のパッケージのように、事前に組まれたスケジュールに乗って旅が進む。団体だから入れる場所にも行けるというメリットもある。一人では出せない音が出せる。集団での一体感や成就感、達成感を共有することもできる。

一方、弾き語りは「この曲がやりたい」がすぐに実現する。「この曲をこんなふうにやってみたい」も自分の裁量でできるし、演奏途中に気分でアレンジを変えたりすることができるあたりは、気ままな一人旅によく似ている。すべて自分ひとり、いいも悪いも自分ひとりだけのもの。

どっちがいいとは一概に言えないし、それぞれによさがある。どちらのどんなよさを重視するかは、その時の気分にもよるだろうし、やりたい曲にもよるだろう。

今年は、バンドで感じた良さからスタートして、徐々にたまって来たフラストレーションを弾き語りで発散解消している・・・そんな感じだ。

バンドでやっている人がソロ活動をやるのはこんな感じなのかもしれない。

好きな音楽やりたい音楽が自分以外の誰かと完全一致することなんてありっこないので、両方バランスよくやるのが自然なのだと思う。


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