今年の 音楽活動を振り返る(その2)

バンドでの演奏と一人での弾き語りは団体旅行と一人旅くらい違う。

バンドで演奏する時には話し合って演奏曲を決め、曲構成やアレンジなど決めたことを忠実になぞって、曲を完成させる。

自分の「この曲がやりたい」が通らないこともあるし、「ここはこんなふうに演奏したい」が通らないこともある。

団体旅行のパッケージのように、事前に組まれたスケジュールに乗って旅が進む。団体だから入れる場所にも行けるというメリットもある。一人では出せない音が出せる。集団での一体感や成就感、達成感を共有することもできる。

一方、弾き語りは「この曲がやりたい」がすぐに実現する。「この曲をこんなふうにやってみたい」も自分の裁量でできるし、演奏途中に気分でアレンジを変えたりすることができるあたりは、気ままな一人旅によく似ている。すべて自分ひとり、いいも悪いも自分ひとりだけのもの。

どっちがいいとは一概に言えないし、それぞれによさがある。どちらのどんなよさを重視するかは、その時の気分にもよるだろうし、やりたい曲にもよるだろう。

今年は、バンドで感じた良さからスタートして、徐々にたまって来たフラストレーションを弾き語りで発散解消している・・・そんな感じだ。

バンドでやっている人がソロ活動をやるのはこんな感じなのかもしれない。

好きな音楽やりたい音楽が自分以外の誰かと完全一致することなんてありっこないので、両方バランスよくやるのが自然なのだと思う。


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今年の 音楽活動を振り返る(その1)

昨日のユーミントリビュートバンドのライブ参戦をもって、今年の音楽活動は終了。

今年は春から一気に活動の幅が広がり、音楽関係の交友関係も出入りする場所も大きく広がった。


始まりは一本の電話から。


ベースを弾いてくれない?


かつての同僚(上司)Hさんからのオファー。

Hさんはギター。

一緒に勤めている時に私がギターやベース、ヴォーカルで何度か共演した。

今回はベースを探していて、私に声がかかったという次第。


最初の練習。

教えてもらった場所へ行き、他のメンバーと初顔合わせ。

実際に音を出すよりもミーティングの時間の方が長かった。

何日かして飲み会。

以後、月に1~2回練習。

初めてのステージは10月。

練習場所近辺のイベントで15分間で4曲。


オープンマイクを主催して、来てくれた人たちとつながりたいね

という声が出て

じゃあやっているところへ行ってみよう!

となり、11月にメンバーと。

バンドのギターKちゃんと二人でその場で急遽アコギ2本で2曲演奏。

一週間後には一人でそのお店へ行きオープンマイクに参加。

この時に

弾き語り

の楽しさを再認識した。


《つづく》

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