月間「LIVE三昧」4月号♪(の続き)
さて、武道館でMISIAを堪能した翌日には、新潟へ戻ってALIDIOUS。
正直、この日程にはちょっと抵抗があったのである。
感動の上書き保存を恐れていたのだ。
これが二週間後くらいだったらよかったのに、とちょっと贅沢な悩み。
10連休序盤の満員新幹線は当日の指定が取れず、自由席の列に並んで乗車。
席を確保できたのはラッキー。
スタンディングのライブの前に新幹線車中でもスタンディングではさすがにつらいからね。
会場へは早めに着いて、先にTシャツを購入。
着ていたLOUDPARKのTシャツからこれに着替えて、レザージャケットを羽織って再び会場へ。
入場前に整理券順に並んだけど、結構たくさんの人が集まっている。
年配?の人が多いのと、ファンクラブ会員の比率が高いのに軽く驚く。
新潟のシーンもなかなかいいじゃないか。
これはライブの盛り上がりも期待できるぞ♪
会場入りしてステージに近づこうとするが、皆さんお行儀良くて、ギュウギュウにはせず、間隔を取りながら開演を待っている。
奥ゆかしい新潟県人・・・。
割り込んだりしないのね。
今回のツアーはヴォーカリストが脱退したのに伴ってゲストヴォーカリスト2人を公演ごとに変えるという変則的なもの。
一度観たいとずっと思っていてようやく機会がめぐってきた、と思ったらこういうレアなライブになってしまった。
これまたよし。
開演前のBGMは80年代のHM/HR。
DokkenやDioはともかくAutograghなんて知ってる人いるのかな。
私は好きだけど。
ワクワクしながら開演を待つ。
暗転。
SEが流れる中、メンバーが一人ずつ登場して"Utopia"がスタート。
曲間もMCもほとんどないままショウはどんどん進んでいく。
衣装替えの幕間もなく、曲でどんどん盛り上げていく。
パフォーマンスは安定しているし、聞き込んでいない楽曲でも盛り上がって乗って・・・個人的には"Mermaid"が懐かしくてうれしかったねえ。
お立ち台を効果的に使って、メンバーの見せ場が随所にあり、髪をブン回しながらの演奏は迫力満点。
あっという間の90分間。
次回はちゃんと楽曲を予習してこよう。
アルバムとシングルは全部持っているんだから。
それにしてもCDで聴くよりもライブの方が楽曲の良さが際立っていたように思う。
これってすごいよなあ。
ライティング以外の演出がなく、演奏とパフォーマンスだけで観客を引き付けているんだから。
ライブバンド、なんだな、と実感した。
アンコール後にはYoshiとタッチしたし、トキのピックは手に入れたし、Marinaのドラムスティックはあと5センチ手が届かなかった。
前日には10000人のライブ。
そしてこの日は100人ほどの小さなライブハウス。
でも、よいライブってのは観客数じゃないんだな。
バンドと観客の距離が近いことで生まれる、空間のエネルギーって結構大事だ。
拳を突き上げ、声を出し、頭を振って・・・ああ、メタルっていいなあ。
月間「LIVE三昧」4月号♪
さて、今月号はMISIAとALDIOUSが二日連続という日程。
フェスのことを考えたらどってこたあない。
まずはMISIA。
朝に東京に行こうとしたら、ニュースで「上越新幹線 停電のため運転見合わせ」と。
Twitterを見たら「20分後に運転再開の見込み」とあったので、大丈夫だろうと思って家を出た。
甘かった。
Twitterはしばらく「運転見込み立たず」で埋め尽くされた。
そうこうしているうちに新幹線に乗ったものの、動く気配はない。
隣のホームでは一本前に出る列車も止まったまま。
あれが出ても、自分が乗った列車はすぐには出発しない。
ギリギリで会場入りするなんてまっぴらだし、そもそもいつ出るのかわからないのも嫌だ。
でも、もっと嫌なのは、「待ってたけど結局出なかった」という状況。
結論:しらゆきで上越妙高に行き、そこから北陸新幹線で行こう!
しらゆき発車20分前に思いついた。
これを逃したら次はずっと後の出発なので間違いなく間に合わない。
即行動。
我ながらいい判断だった。
で、余裕で到着。
グッズも手に入れて、しばらく待ってから会場入り。
この日の公演はWOWOWで生中継されていて、録画もセットしておいたから、後でじっくと観れる。
正直、あんまい期待していなかったのである。
しかし、間違っていた。
紅白歌合戦に初出場した時のパフォーマンスを考えれば、たとえ曲を知らなくたって、胸を打たれるのは想像できたはずなのに。
やられた。
ダンサブルなナンバーもよかったし、まさかのQueenナンバーもよかった。
そしてバラード4連発には完全にやられた。
"EveryThing""LOVED""逢いたくていま""明日へ"の演奏中、ずっと涙と鼻水が止まらなかった。
ライブで、いやライブ以外でも音楽を聞いてこんなに泣いたことは何十年もなかった。
これまでの、そしてこれから体験するであろうライブの中でも間違いなく五指に入る。
素晴らしかった。
って、これ書きながらPCで作ったプレイリストを聞いているんだが、先述した4曲では無条件で泣いてる。
こういう体験ができたのは本当に幸せなこと。
また観たい。
本当に。
月間「LIVE三昧」のこと
今年に入ってから月1回以上のペースでライブの予定が入ってうれしい限り。
日々の仕事で心身がやられてしまうので、定期的にしかも意図的に非日常空間を挟み込まないと頑張れない。
で、この個人的企画を
月間「LIVE三昧」2019年〇月号
と呼んでいる。
ここまでと今後決定しているのはこんな感じ。
1月号・・・Y&T(川崎)
2月号・・・TOTO(金沢)
3月号・・・松任谷由実(新潟)
4月号・・・MISIA(武道館)ALDIOUS(新潟)
5月号・・・奥華子(大阪)
6月号・・・渡辺美里(日比谷)ねごと(新潟)
仕事柄、平日は休めないので、県外ならば土曜、県内ならば土曜か日曜に限定される。
土日も何かと外せない予定が入るし、そもそもチケットが取れなければ行けないので、なかなか厳しいのだが、ここまでなかなか順調だ。